概要
マグネットで貼るだけの簡易止水シートです。
軽量なシートなので、女性やお年寄りでも準備が容易です。
ドアやシャッター解放時でも使用可能。
競技用ホバークラフトで使用されている丈夫なシートを採用。
※公益財団法人 日本下水道新技術機構
『下水道施設の耐水化計画および対策立案に関する手引き』P218掲載
特長
腕力に関わらず設置が可能
一般的な土のうの15倍程度の性能
特別な工事は不要
漏水量:JIS A 4716 Ws-1相当(0.2m3/h・m2)
このような時に
腕力が無くても簡単に設置したい時
土の用意や袋詰めなどの準備時間が無い時
一般的な土のうより性能の良いものを使いたい時
適応
止水高20センチの場合、幅2Mまでフレキシブル対応条件により(一定場所にシャッターやドアが有る場合)100センチまで対応可能
仕様
止水方法:強力マグネットによる圧着止水
漏 水 量:JIS A 4716 Ws-1相当(0.2m3/h・m2)
標準セット ‐ シート1枚、強力磁石2枚、固定用プレート2枚
おもり付き ‐ シート1枚、強力磁石2枚、固定用プレート2枚、おもり10枚
施工
①シートと磁石板、おもりを用意します
②シートを配置します
止水ゴムの位置で折り曲げます
止水ゴムをおもりで押さえますのでこの位置においてください
③片側のシートを固定します
④反対側のシートを固定します
⑤おもりでシートを押さえます
⑥シートのたるみを整えて設置完了です
漏水試験
社内漏水量確認試験にて、JIS A 4716Ws-1等級以下の漏水量であることを確認。
Ms’まもり帯の実験風景
<水張り状態>
施工例
よくあるご質問(FAQ)について
浸水想定区域などの確認方法を教えて欲しい。
お住いの自治体が公開しているハザードマップや重ねるハザードマップ などで確認が可能です。
適用寸法を教えて欲しい。
開口幅900~2,000mm
止水高200mm(開口幅2,000mmまで シート高さ400mmで設置)
止水高は対応条件(一定場所にシャッターやドアが有る場合)により1,000mmまで対応可能です。
設置場所の状況・環境・設置の仕方により、止水性能は変化します。
製品の重さを教えて欲しい。
シートは500g、おもりは2.1kg/枚となります。
おもりの目安を教えて欲しい。
開口幅+100mmが必要で、10kg/m以上が目安です。
弊社で専用のおもり(L=200 2.1kg)をご用意しております。
磁石がつかない素材の枠や壁でも使用できますか?
付属の固定用プレートを両面テープで設置する事で使用可能です。
完全防水ですか?
完全防水ではありません。想定の漏水は発生いたします。
浸水被害に対する補償などはいたしかねます。
性能を上回る水量は、別手段を講じるか、避難をお願いいたします。
設置手順を教えて欲しい。
1.自動ドアやコンクリート間口の左右に、ステンレスプレートを 貼り付けます。
2.シートを広げて、ステンレスプレートと強力磁石板との間に防水シートを挟み込みます。スポンジゴムが付けてある面が下側(床側)になります。
3.床(土間)と防水シートの間の隙間を無くした後に、おもりを隙間なく左右均等に並べて設置完了です。
保管について教えて欲しい。
防水シートは紫外線劣化を防ぐため、直射日光の当らない場所で保管ください。
使用後は、汚れを落とし、傷や破れが無いことを確認し、折りたたんで保管ください。
使用上の注意事項を教えて欲しい。
シート及び固定部に衝撃やぶつかった場合は、シートが外れる恐れがあります。
傷や破れがある場合はご使用をお控えください。
自治体の補助について教えて欲しい。
防災製品設置に対し費用の一部を助成する自治体があります。
自治体のホームページで条件など確認されるのをお薦めします。