概要
NETIS登録番号:CG-220032-A
防水層接続型FRP排水ますは、橋面上の集水・排水を目的とした製品です。
「建設物価」に”橋梁用FRP製排水桝”として掲載されています。
上ますは鋼製グレーチング、下ますをFRP製とし、鋳鉄製より軽量、かつ耐久性を向上させています。
弊社独自の防水層接合部が床版防水との接続を容易にし、境界面からの水の浸入を防ぎます。
BPN値40の新型ノンスリップ仕様「Dグリップ」を採用し、安全性向上に貢献します。
PC床版向け仕様も用意しておりますので、新設・改修を問わず幅広い橋梁形式に採用していただけます。
特長
集水性
「下ます」に防水層の接合部を設けていますので、防水層上の浸透水を確実に集水します。
耐久性
「下ます」はFRP製のため耐食性に優れ、腐食の心配がありません。
100kNの載荷試験をおこなっており、破損しないことを確認しております。
施工性
高さ調整ボルトで、路面に合わせた高さと角度に調整が可能です。
独自の標準仕様
広い防水層接合部を採用
BPN値 40 を達成した、新型ノンスリップ仕様「Dグリップ」を採用
部材間隔を小さくしたグレーチングを採用
選べる仕様
PC床版向け二重管仕様もご用意しております
床版コンクリートとの付着力を向上させた仕様もご用意しております
部材写真
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導水パイプと防水層接合部
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部材構成
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高さ調整構造
よくあるご質問(FAQ)
従来製品より優れている点はありますか?
鋳鉄製と比較して軽量で耐久性に優れています。
また、独自の防水層接合部により、境界部からの水の浸入を防ぐことができます。
コンクリートとの付着力を向上させる方法はありますか?
オプションで付着力を向上させる、鋼・コンクリート密着防錆剤「タフコネクト」を塗布できます。
一般的な「珪砂吹付」を上回る付着が可能になります。
型式のA・Bは何を表していますか?
防水層接合部に対する排水管の位置で区分けしています。
排水管から支持桁までの距離に応じて使い分けください。
設置箇所に縦断・横断勾配が大きい場合の対応方法を教えて欲しい。
据付時に高さ調整ボルトを使用し、上ますを勾配に合わせる方法が一般的です。
調整範囲を超える場合は特殊形状での対応となります。
カタログ品以外の特殊形状に対応できますか?
対応可能です。詳しくはお問い合わせください。
設置箇所の条件に応じてご提案させていただきます。