ガードケーブル

ガードケーブル

『ガードケーブル』

弊社は『鋼製防護柵協会』 の会員会社です。

特長

高い安全性です

ガードケーブルは、ケーブルに弾力性があり衝突エネルギーの吸収に優れます。

設置・補修が簡単です

現場での施工が簡単になるように、各部材が加工されています。
衝突時にはケーブルの強度が高く、復元力が大きいため、支柱やブラケットなどの補修は必要ありません。

展望快適性にすぐれています

視界を遮ることが少ないため、走行中に開放感があり、美しい風景を楽しむことができます。

除雪作業も容易です

吹き溜まりができにくく、除雪作業が容易なため、積雪地に適しています。

良質な防錆処理を施しています

良質の亜鉛めっきを施した後、密着性のよい塗装を行っています。
また、亜鉛めっきの付着量を増加させ、亜鉛めっき地肌のまま使用することもできます。

材質

【ケーブルの性能および構造】

  
<支柱>
支柱はJIS G 3444「一般構造用炭素鋼管」STK400およびJIS G 3466
「一般構造用角形鋼管」STKR400を使用しています。
 
<ポルト・ナット>
ポルトの強度区分は、JIS B 1180 「六角ボルト」に規定されている4.6および6.8を使用し、
ナットの強度区分は、JIS B 1181 「六角ナット」に規定されている4を使用しています。

規格

【記号の説明】

 

 

 

【ガードケーブル】

用途

建込

種別

記号

ケーブル

直径×条数

 (mm)

中間支柱

厚さ×外径×長さ

   (mm)

端末支柱(埋込方式)
 厚さ×外径×長さ
   (mm)

間隔保持材

厚さ×幅×長さ

  (mm)

支柱間隔

 (m)

参考質量

(kg/m)

C

Gc-C-6E

φ18×3

4.5×114.3×2,140

4.5×114.3×1,140

3.2×60.5×360

6

10.3

B

Gc-B-6E

φ18×4

4.5×114.3×2,370

4.5×114.3×1,320

3.2×60.5×490

12.6

A

Gc-A-6E

φ18×5

4.5×139.8×2,650

5.0×165.2×1,500

3.2×60.5×620

17.1

C

Gc-C-4B

φ18×3

4.5×114.3×1,140

4.5×114.3×1,140

3.2×60.5×360

4

10.9

B

Gc-B-4B

φ18×4

4.5×114.3×1,270

4.5×114.3×1,320

3.2×60.5×490

13.5

A

Gc-A-4B

φ18×5

4.5×139.8×1,400

5.0×165.2×1,500

3.2×60.5×620

18.9

注 1) 端末支柱には上記埋込方式の他にデルタ型とアンカーボルト方式とがあります。
    デルタ型、アンカーボルト方式などについては販売価格表をご参照下さい。

 

形状寸法

【中間支柱/路側用】

 

【端末支柱/路側用】

 

【端末支柱/路側用】

表面処理

【塗装仕上げによる場合】
①支柱、ブラケット
原則として溶融亜鉛めっきを施し、燐酸亜鉛処理後、塗装を行っています。
亜鉛の付着量は、JIS G 3302「溶融亜鉛めっき鋼板及び鋼帯」に規定されているZ27です。
また、中間支柱の埋込み部分については、亜鉛めっき後、黒ワニスまたはこれと同等以上の塗料で内外面とも塗装をおこなっています。

②ケーブルの亜鉛めっき付着量
素線に対し300g/m2以上です。

③ポルト、ナット
JIS H 8641「溶融亜鉛めっき」HDZT49仕上げです。

④間隔保持材
JIS H 8641「溶融亜鉛めっき」HDZT77仕上げです。

⑤着脱式端末支柱用アンカーポルトおよびナットについて
無処理です。
 
【溶融亜鉛めっき仕上げによる場合】 
①支柱、ブラケットおよび間隔保持材
JIS H 8641「溶融亜鉛めっき」HDZT77とし、その他の部材はHDZT49仕上げです。

②ケーブルの亜鉛めっき付着量
素線に対し300g/m2以上です。

③ポルト、ナット
JIS H 8641「溶融亜鉛めっき」HDZT49仕上げです。

曲線部設置

曲線部に設置する場合には、曲線半径に応じて支柱間隔を下表のように狭くします。

張力管理

ガードケーブルに導入する張力は、施工時期により下表に示す導入張力で調整してください。

施工例


 

『耐雪型ガードケーブル』

耐雪型の規格

【記号の説明】

 

【耐雪型ガードケーブル】

用途 建込 種別 記号 ケーブル
直径×条数
(mm)
中間支柱
厚さ×外径×長さ
  (mm)
端末部補助支柱
厚さ×外径×長さ
  (mm)
端末支柱
(埋込方式)
厚さ×外径×長さ
  (mm)
間隔保持材
厚さ×幅×長さ
  (mm)
支柱
間隔
(m)
参考質量
(kg/m)











C Gc-C2-6E φ18×3 4.5×114.3×2,140 4.5×114.3×1,140 4.5×114.3×1,140 3.2×60.5×360 6 10.2
Gc-C3-5E 5 11.3
Gc-C4-4E 4 13.0
Gc-C5-3E 3 15.8
B Gc-B2-6E φ18×4 4.5×114.3×2,370 4.5×114.3×1,270 4.5×114.3×1,320 3.2×60.5×490 6 12.5
Gc-B3-5E 5 13.8
Gc-B4-4E 4 15.7
Gc-B5-3E 3 19.0
A Gc-A2-6E φ18×5 4.5×139.8×2,650 4.5×139.8×1,400 5.0×165.2×1,500 3.2×60.5×620 6 17.1
Gc-A3-5E 5 18.9
Gc-A4-4E 4 21.6
Gc-A5-3E 3 26.0



C Gc-C2-4B φ18×3 4.5×114.3×1,140 4.5×114.3×1,140 4.5×114.3×1,140 3.2×60.5×360 4 11.2
Gc-C3-4B
Gc-C4-4B
Gc-C5-3B 3 13.0
B Gc-B2-4B φ18×4 4.5×114.3×1,270 4.5×114.3×1,270 4.5×114.3×1,320 3.2×60.5×490 4 14.0
Gc-B3-4B
Gc-B4-4B
Gc-B5-3B 3 16.1
A Gc-A2-4B φ18×5 4.5×139.8×1,400 4.5×139.8×1,400 5.0×165.2×1,500 3.2×60.5×620 4 19.5
Gc-A3-4B
Gc-A4-4B
Gc-A5-3B 3 22.3

注 1) 端末支柱には上記埋込方式の他にデルタ型とアンカーボルト方式とがあります。
    デルタ型、アンカーボルト方式などについては販売価格表をご参照下さい。

耐雪型の施工例

よくあるご質問(FAQ)

各社とも同じ型式記号ですが互換性はありますか?
鋼製防護柵協会に加盟している会社は共通の型式記号を使用しております。
形状や部材構成も共通なので製品には互換性があります。
従って、異なるメーカーの製品を連結することも、補修に他社製品の部品を使用することも可能です。

ケーブルの最大張長は何メートルですか?
ケーブルの運搬や施工に影響するため、機械施工の場合で500m,人力施工の場合は300mを最大張長としています。
最大張長を超えて施工する場合は、中間部に端末支柱を挿入する「中間端末処理」をお勧めいたします。

夏季と冬季の温度差がケーブル張力に与える影響はありますか?
ケーブル張力は温度変化に応じて変動するため、施工時の初張力を夏季(7月~9月)は+2kN,冬季(12月~3月)は-2kNで施工してください。
但しB種,C種の初張力9.8kNのものは、夏季(7月~9月)にも標準初張力で施工してください。

ケーブル張力はどのように確認しますか?
張力計を用いて計測する方法と、支柱間隔中央に590Nを載荷し下方向への「たわみ」を計測する2つの方法があります。
計測する「たわみ」については、設計張力,張力調整時期,支柱間隔により異なります。

ボルト類の締結トルクに指定の値はありますか?
摩擦接合ではないため締結トルクを定めておりませんが、車両走行時の振動により緩みが発生しないよう十分な締め付けを行ってください。

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