グレーチングの選び方

ご使用になる溝の形状や、ご使用環境・用途、また、グレーチングの上を何が通るかなど、ご使用場所による切り口をご用意いたしました。
下記の「みぞの形状」「素材」「荷重」「目のピッチ」「ノンスリップ」これらのポイントを押さえておくとグレーチング選びや打ち合わせがスムーズに進みます。
1.みぞの形状から選ぶ
まずご利用になる溝の形状に合わせたタイプを選択します。
U字溝

U字溝用は、アングル(みみ、はね、つば)を引っ掛けるように置いて使用します。
住宅や公園など幅広く使用されております。
強度的にはT-14までが一般的で、高強度(T-25・20)が求められるところには不向きです。
みぞぶた

みぞぶた用は、事前にセットされた受枠に置いて使用します。
現場打ちで側溝を作る際に、事前に専用の受枠を施工し、後で本体を設置します。
古くなって本体のみ交換する時は、現存するグレーチングの寸法か、受枠の内寸法(長さ、幅、高さ)に合わせて本体を選定します。
かさあげ

かさあげ用は、コンクリート二次製品の中に置いて使用します。
各種コンクリート二次製品に合わせて、グレーチングを選定します。
古くなって本体のみ交換する時は、現存するグレーチングの寸法か、コンクリート製品の内寸法(長さ、幅、高さ)に合わせて本体を選定します。
ますぶた

ますぶたは、事前にセットされた受枠に置いて使用します。
古くなって本体のみ交換する時は、現存するグレーチングの寸法か、受枠の内寸法(長さ、幅、高さ)に合わせて本体を選定します。
2.素材を選ぶ
一般的な素材として、スチール、ステンレス、FRP、合成ゴムなどがあります。
スチール
スチールは最も一般的なグレーチング素材です。
溶融亜鉛めっき仕上げすることで、耐久性も高く、コストパフォーマンスに優れます。
ダイクレのスチールグレーチングは、圧接式で強度にとても優れ、ノンスリップ(Dグリップ BPN=40相当)を標準仕様としています。
ステンレス

ステンレスは、スチールと比べると高価ですが、見た目の美しさと耐腐食にとても優れます。
建築向けや、腐食させたくない現場で使用されます。
FRP

FRPは、ガラス繊維などの繊維をプラスチックの中に入れて強度を高めた複合材料です。
非常に軽量で腐食しません。
軽量・強靭・耐腐食・耐候性など優れた特性があり航空機・自動車・船舶・鉄道車両など様々な分野で使われています。
合成ゴム

ソフトカバーは合成ゴムの中に鋼板があり、強度とソフトなタッチを両立しております。
スタジアムやゴルフ場などで広く使われています。
3.荷重条件を選ぶ
グレーチングにかかる荷重によって車道用と歩道用に分かれております。
車道用はT-25、T-20、T-14、T-6、T-2と上載する車両によって選択します。

4.普通目・細目を選ぶ
普通目

一般的なグレーチングで、主部材のピッチが35.3~30mmが目安になります。
細目

歩道部や人が通行するところで使用し、主部材のピッチが15~8mmが目安になります。
歩行性が向上し、ベビーカーや自転車、車いす、お年寄りのステッキカー等の車輪の落ち込みを防止します。
5.すべり防止機能を選ぶ
スチール製品
Dグリップタイプ

Dグリップタイプは、独自の技術で開発した突起模様によりさらに摩擦を増やし滑り防止機能を向上させています。滑り抵抗値BPN=40を鋼製グレーチングで初めてクリアしています。アスファルトやコンクリートの基準値として歩行者が安全かつ円滑に利用できる目安としてBPN=40以上が望ましいとされています。
*BPN値とは、英国式ポータブル・スキッド・レジスタンス・テスターを用いて求められた数字であり、この数字が大きいほど滑りにくく、小さいとすべりやすくなります。
ザラザラタイプ

ザラザラタイプはグレーチングの主部材の表面に細かなザラザラ模様を施すことにより、摩擦を増やし滑り防止機能を向上させており、特に革靴やスニーカーなど底の平らな靴を履いた歩行者に効果を発揮します。
ステンレス製品
ノンスリップ ※写真はザラザラ

ステンレスのノンスリップはリプルス、ザラザラ、NSタイプなど複数ありますので、目的に応じて使い分けいただけます。
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