FRPの耐候性について
FRPグレーチング は、屋外で紫外線にあたる場所では表面の樹脂が少しずつやせていく事がありますが、強度にはほとんど影響はありません。
ダイクレがFRPグレーチング を作り始めてから30年間、耐久性において特に報告されるような障害は起きていません。
設計時点で、3倍以上の安全性を考慮しておりますので強度的なご心配は不要です。
FRPグレーチングの耐薬品性について
FRPグレーチング 各型式の耐薬品性を次表に示します。
但し、本表は薬品が使用されている現場時での適用温 度を示しており、常時浸漬した状態を示しているものではありませんので、ご注意下さい。
FRPグレーチングの耐衝撃性について
FRPグレーチング にかかる衝撃の程度にもよりますが、大半は樹脂が割れ剥がれる程度です。
FRPグレーチングはガラス繊維が破断していなければ強度低下はほとんどありません。
ただし、ガラス繊維が破断している場合(竹を割った時のような)は、新しいグレーチングと取り替える必要があります。
FRPグレーチングの燃焼性について
使用温度が80°Cを超える雰囲気で使われる場合は、お使い頂けません。
FR-6型は、プラスチックのJIS試験で不燃認定を頂いています。但し、建築基準法の不燃には該当しませんのでご注意下さい。
また、熱膨張係数は2.2×10-5cm/cm°Cとなります。